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2014年1月14日、レトロゲームの復刻ビジネスやデジタルコンテンツの配信を行なっている株式会社D4エンタープライズ(本社・東京都千代田区、代表取締役・鈴木直人)は、同社が運営するレトロゲーム配信サービス『プロジェクトEGG(※)』において、新規コンテンツ『A列車で行こうII(X68000版)』のリリースを開始しました。

タイトル : A列車で行こうII(X68000版)
ジャンル : シミュレーション
メーカー : アートディンク
配信サイトURL :
http://www.amusement-center.com/project/egg/cgi/ecatalog-detail.cgi?contcode=7&product_id=1139
発 売 日 : 1月14日
価  格 : 525円(税込)
(※ キャンペーン終了後は735円での配信となります。)
権利表記 :
(C)ARTDINK
(C)2014 ProjectEGG
(C)2014 D4Enterprise Co.,Ltd

 

前回は貴方にA国大頭領の特命により、大陸横断鉄道会社の社長に就任され困難をきわまりない事業を成功させていただき誠に有り難く思っております。すなわち会社の倒産を回避しつつ線路を西へ延ばし、一年以内に大統領列車を別邸に送るという、至難の任務を見事に達成してくれました。ここに、A国大統領に変わって貴方の輝かしい業績に対し、深く敬意を表す次第です。そこで、更なる早急なお願いにつき大変恐縮ですが、再び新規鉄道会社の経営において陣頭指揮をとっていただきたいのです……。

本作は1988年にリリースされたシミュレーションゲーム。前作に続いて再び鉄道会社の社長となったプレイヤーは、鉄道会社の運営をしながら大統領列車を別邸まで導くことになります。基本的には前作をベースにした作りになっていますが、アメリカ編、中国編、シベリア編、日本列島編、ヨーロッパ編といったマップが選択できるようになったほか、ゲームバランスの調整が行われており、列車の間隔が近いと乗客数が減少したり、移動距離による利益が考慮されるなどの変更が盛り込まれています。

続編の『III』からは大統領列車は登場しなくなり、完全な運営シミュレーションになってしまうので、本作は同シリーズにおいて一つの節目となる作品といえるでしょう。資金に注意しながら鉄道会社が倒産しないようにする運営シミュレーションと、脱線や衝突を避けながら大統領列車を導くというパズルゲームの二つの要素が見事に融合した本作。国産レトロゲームを語る上では欠かせないタイトルといっても過言ではありません。

 

EGGチャンネルにて紹介動画公開中!
http://youtu.be/oavfM5208YM