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 レトロゲームの復刻ビジネスやデジタルコンテンツの配信を行なっている株式会社D4エンタープライズ(本社・東京都中央区、代表取締役・鈴木直人)は、同社が運営するレトロゲーム配信サービス『プロジェクトEGG』において、新規コンテンツ『ワンダーハウス(PC-6001版)』の無料配信を開始しました。

タイトル : ワンダーハウス(PC-6001版)
ジャンル : アドベンチャー
メーカー : TFK・タスクフォーツ高知(販売)
オリジナル版発売年: 1983年

配信サイトURL : https://www.amusement-center.com/project/egg/game/?product_id=1839
発 売 日 : 9月5日
価  格 : 無料(※ プロジェクトEGG月額会員登録が必要です。)
権利表記 :
(C)Smile-Yamamoto 1983-2023
イラスト:くさなぎゆうぎ
©2023 D4Enterprise Co.,Ltd. / ©2023 MSX Licensing Corporation.
資料提供:TinyProject Hashi http://p6ers.net/hashi/

 ある日、あなたのもとに一通の手紙が届きました。「やあ元気かい?私は今、イギリスにいる。今いる街に、古い屋敷がある。その屋敷はたいへんふしぎなつくりをしていて、さらに夜な夜な魔女がでるといううわささえある。私がそこを訪れて、実はもう300年がたった。その屋敷にあるというダイヤをさがしていて、私は魔女に殺された……」。そしてその手紙を読みおえた時、あなたはすでにその屋敷の前にいたのです!

 本作は1983年にリリースされたテキスト入力方式のアドベンチャーゲームで、プレイヤーは古い屋敷を舞台に様々な試練を突破して、どこかに隠されたダイヤを探すことになります。

 ゲームは英語入力を採用。“search”“take”“drop”などのコマンドに名詞を組み合わせることで進行。“look”で景色を表示できます。なお当時のアドベンチャーゲームではストーリーの進行に関係のある行動しかできないものが多かったことから、コマンド総当りなどで攻略できました。しかし本作ではゲームの進行に関係がない行動もできるので、そうした強引な攻略はできません。そういう意味では、ゲームとプレイヤーの高度な知恵比べが楽しめるアドベンチャーゲームと言えるかもしれません。

 なお本作は複数の機種でリリースされており、機種ごとに僅かな違いがありますが、このPC-6001版が最も高難度を誇っています。腕に自信のある方は、ぜひチャレンジしてください!

 ※制作者のSmile-Yamamoto氏は、さあにん@山本直人として活動しておられる、元『ファミリーコンピュータMagazine』2代目編集長になります。また、今回の配信では「ザ・病院」の音楽制作を行ったばーみやん氏のご厚意により「ワンダーハウス(FM-7版)」復刻BGMを特別に収録しておりますので、ぜひお楽しみください。

EGGチャンネルにて紹介動画公開中!
https://youtu.be/TC2-goN7uIA